プロローグストーリー3
菅原数臣&菱乃木賢悟


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菱乃木「えー、数臣クン辞めちゃうのー?


菅原「はい。早期退職を受け入れた際に得られる退職金を適切に運用するつもりです。」


菱乃木「でもさ、誘われたんでしょ? 断っちゃうのもったいないと思うなぁ。」


菅原「むしろ私は賢悟君が話を受けたことの方が意外でした。勤め人を続けることにこだわる方ではないでしょう?」


菱乃木「サラリーマン続けるかどうかは正直どうでもいいんだけどさ、なんか面白そうな話だったじゃん?」


菅原「貴方がどのあたりを面白く感じたのか、伺ってもよろしいですか?」


菱乃木「ボク専用の作業スペースもらえるって話だし、新しい会社だから何やってもいいって言われたからね!」


菅原「なるほど。作業環境を保証されるのは貴方にとっては魅力的な話ですね。納得しました。」


菱乃木「あとは数臣クンも誘われてるってのが決め手だったんだけど……」


菅原「私が? 私の存在が貴方の行動を左右するとは想定外でした。」


菱乃木「数臣クンにプログラミングしてもらって、面白いモノいっぱい作るつもりだったんだよ。あーあ、つまんないなぁ…」


菱乃木「ね、数臣クン、考え直さない? ボクとキミが力を合わせたらさ、きっと世界だって変えられちゃうって!」


菅原「世界を……ふむ、確かに新天地であれば、私の理想をゼロから構築できる可能性があるとも言えますね。」


菱乃木「そうそう、そーゆーこと! ちなみに、数臣クンの理想ってナニ?」


菅原「数字の力であらゆる人間の営みを効率的に作り替えることです。」


菱乃木「面白そうじゃん! それボクも手伝ってあげるよ! てことで、新会社行き決定! OK?


菅原「ええ、改めて私の意思を人事部に伝えることとしましょう。」



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